洪水吐水理計算システムVer5.0  ¥352,000-(税抜価格¥320,000-)

SIP 株式会社システム情報企画


設計指針に準拠し減勢工の設計流量のみ100年確率雨量強度による計算も可能です。

【参考文献】
◆土地改良事業設計指針 「ため池整備」 平成27年5月
◆土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計 「水路工」 平成26年3月

  • 降雨強度式⇒設計洪水量の判定⇒貯留効果⇒接近水路・調整部⇒移行部⇒放水路⇒減勢工の一連計算!
  • 確率降雨強度式⇒「タルボット式」「シャーマン式」「久野・石黒式」「君島式」「物部式」「近畿地方整備局」!
  • 洪水吐タイプ⇒「水路流入式」「越流堰式」「側水路式」の3タイプより選択!
    越流堰式⇒「標準堰」・「円弧堰」・「1/4円弧」・「刃形堰」・「ラビリンス堰」の5タイプより選択!
  • 間接流入量(間接流域からの流入量)と直接流域の洪水流量を合算した設計洪水流量で一連計算!
  • 減勢工の計算⇒放水路部までを200年確率雨量で構造形状を確定し、100年確率雨量での洪水流量の計算を瞬時に行い、
    減勢工の推奨タイプを表示!
  • 減勢工タイプ⇒跳水型減勢工と落差型減勢工に対応!
    跳水型⇒「副ダム型」「III型静水池」「IV型静水池」及び「I型静水池」「II型静水池」
    落差型⇒「強制跳水型」「インパクトブロック型」「スロットグレーチング型」
  • 既存ため池の検証⇒「既存の接近水路が設計洪水量を流下できるか」「接近水路に十分な余裕高があるか」「堤体の高さに適切な余裕があるか」の3つの重要な点を検証可能!
 

商 品 概 要

  1. 確率雨量登録編集機能として、確立年毎の時間雨量、既往最大雨量、降雨強度式の定数(a,b,n)は地域毎にデータベースへの登録、編集ができます。また、60分及び10分雨量により特性係数法にて強度式の定数の計算も可能です。
  2. 設計洪水量は200年確立時間雨量(A項流量)と既往最大雨量(C項流量)及び最大洪水流量(B項流量)の最大流量を採用します。
    ◇A項流量とC項流量の「特性係数法」「降雨雨量比較」「合理式」による比較検討も可能です。
    ◇C項流量では「クリーガー型近似式」による設計洪水量の計算が可能です。
    ◇指定流量として直接、設計洪水流量を与え一連の計算も可能です。
  3. 貯留効果の検討で、時間遅れを考慮した合成合理式での検討が可能です。
    ◇時間遅れの影響による時間平均流量を求める際の単位時間分割係数を計算します。
    ◇分割数(N)と計算時間(Δt)の指定が可能です。
    ◇時間遅れの影響による時間平均流量計算書を表示します。
    ◇100年確率雨量時(特性係数法)での時間遅れを考慮した検討も可能です。
  4. 貯留効果では、到達時間間隔の丸め指定ができ、直接単位計算時間の指定も可能です。降雨波形は「後方集中型」「中央集中型」より選択が可能です。計算結果は「グラフ表示」、「貯留計算内容」にて画面上で確認が可能です。
  5. 堰条件比較検討機能より、設計洪水量を基準とし「堰高と堰幅」を変化させて計算又は、「設計水頭と堰高」を変化させて計算から堰高の比較検討が可能です。堰高と堰有効長の入力より検討範囲の指定が可能です。
  6. 移行部の縦断形状の決定は、移行部水面が逆勾配もしくは極端な減速流となる形状は避けるとし、水理計算は以下の要領で行っております。
    ◇移行部入り口で常流、出口で限界流となる場合
    ◇移行部出入口で限界流となる場合
    ◇移行部が長区間となる場合(兵庫県基準)
  7. 放水路計算では、放水路上流端の支配断面(限界水深が生じる断面)を起点として、下流に向かって水面形を追跡計算を行い、これを元に余裕高を求め、放水路側壁高さを設定しております。
    不等流水路水面追跡計算システム(別商品)との連動により放水路部の台形断面の計算が可能です。
  8. 非灌漑期の10年確率雨量の設計洪水流量を瞬時に計算表示します。
  9. RTF(リッチテキスト形式)への出力が可能です。《WordよりRTF読込 ⇒ Word形式で保存》
  10. 入力画面 減勢工 既存ため池の検証  
動作環境
Operating System:Windows10・11
licensetype:「オンライン認証」「ネット認証」「USBプロテクト」

ダウンロード

カタログ 洪水吐水理計算システムVer5.0
出力例 水路流入式  越流堰式  側水路式


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