水理計算システム「等流不等流・集排水」Ver2.0

バージョンアップ概要

    販売価格・バージョンアップ価格
    販売価格
    • 水理計算システム「等流不等流・集排水」Ver2.2
      187,000円(税抜価格170,000円)
    バージョンアップ価格
    • 水理計算システム「等流・不等流」Ver1.0 ⇒ 水理計算システム「等流不等流・集排水」Ver2.2
      66,000円(税抜価格60,000円)
    USBプロテクト方式からオンライン認証方式への変更を同時にお申込みの際、以下の料金が追加となります。
    • オンライン認証登録料:5,500円(税抜価格5,000円)
      ※初回のお申込み時のみのご負担となります。
    • アプリ認証登録料:2,200円(税抜価格2,000円)

    オンライン認証方式での起動を確認した後、USBプロテクトをご返却いただきます。

    • 「Ver2」では「Ver1」のデータファイルを読み込むことができます。
    多様な流れ「複路線」の水理計算に対応できるように進化しました。
    水理計算システム「等流・不等流」Ver1.0から大きく進化し、複路線での「等流・不等流」計算機能を新たに追加しました。さらに、その機能拡張を反映して、製品名も「水理計算システム 等流不等流・集排水」Ver2.0として 新たなステージへと生まれ変わりました。
    • 「Ver1.0」では操作ナビゲーションを通じて操作ボタンを提供していましたが、「Ver2.0」のリリースに伴い、よりアクセスしやすいように画面の左サイドに操作ボタンを新たに配置しました。 これらのボタンは、お客様のニーズに応じて非表示またはアイコンのみを表示するよう切り替えることができます。
      従来の「操作ナビゲーション」の表示・非表示も可能になっています。
    • 新バージョン2.0では、左サイドの操作ボタンに、単路線と複路線計算を瞬時に切り替え可能な操作ボタンを別々に配置しており、各機能をシームレスかつ独立して使用することができます。
    複路線イメージ
    複路線イメージ  
    操作ボタンによる「単路線」「複路線」の簡単切替
     
     単 路 線 
     ※単路線は水理計算システム「等流・不等流」Ver1.0の機能になります。 
     
     複 路 線 
     ※複路線[集排水]での等流・不等流計算の新機能(Ver2.2)になります。 
    「Ver2.2」における主要な新機能は以下のとおりです。
    支配断面を自動で設定可能にする機能を実装しました。
    • 自動設定機能では、路線内の各断面において限界勾配を計算し、それを水路の実勾配と比較して、常流状態から射流状態に変わる測点を特定し、その測点を支配断面と定め、限界水深を導き出します。
    区間ごとの補完断面作成を省略可能な新機能を導入しました。
    • この新機能は、任意の形状などで実際とは異なる断面が自動生成されるのを防ぐために設計されています。断面設定ページにおける区間情報の編集セクションには、この目的のためのチェックボックスを新たに追加しました。 このオプション(チェックボックス)を有効にすると、上流と下流の2つの断面のみを用いて水面追跡計算を行うことが可能になります。
    概略平面図の描画機能を導入し、複路線を一目で把握できる視覚化を実現しました。
    • 複路線の概観を把握するための「概略平面図」作成機能を新設し、お客様が一目で路線を視覚化できるようになりました。
    任意河川断面に対する不等流計算を可能とし、計算内容を向上させました。
    • Ver1.0では対応していなかった「任意河川断面」における不等流計算を、「複路線対応」のVer2.0で可能になりました。
    • 入力画面に加え、Excelシートから必要なデータを選択し、任意形状として直接貼り付けることができます。さらに、CSV形式のテキストデータもコピー&ペーストによる取り込みも可能です。
    土地改良基準「水路工」P231~P234に準拠した余裕高算出機能の強化
    • 「円形水路」「馬蹄形水路」における余裕高設定の改善
      「水路工」平成26年3月版 P.232に記載された"(a)設計流量に対して"の基準に沿って、円形管の最小余裕高及び小口径管の条件を追加設定しました。 これまで円形管の余裕高は水深と管径の比率で評価していましたが、最小余裕高をメートル単位で明示する新たな表記法を採用しました。これにより、水深プラス余裕高が管径を超えていないかの評価へと変更しました。 水深の評価が不要な場合は、以前の方式に従い水深と管径の比率が表示されます。常流時における余裕高にも最小余裕高を加味できるよう改良しました。
    • 流量比率に基づく余裕高の対応
      流量比率を用いた余裕高計算について、「水路工」平成26年3月版P.231 (4)に対応いたしました。
    • 単路の設計改善
      単路に対する設計は、「水路工」平成26年3月版P.234の指針に基づいており、洪水時の流入量を考慮するよう改良を加えました。この変更は先の「流量比率に基づく余裕高の対応」の流量比率に関する改良と併せて行われています。


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