節点水頭法の水理計算より、樹枝配管と管網配管の管網計算を行います。
基図(bmp・jpg・DXF)背景図に、グラフィカルな操作による入力データの作成が可能です。
◆土地改良事業計画設計基準・設計「パイプライン」(令和3年6月版)
◆日本水道協会 「水道施設設計指針」(平成24年版)
商 品 概 要
- 適用計算式
1)ヘーゼン・ウィリアムス公式(平均流速公式)
2)マニング公式(開水路の水理)
3)ウェストン公式(φ50mm以下)
4)ブラジウス公式(小口径給水管) - 各管路別に計算式(上記計算式)の設定が可能です。
- 管種データマネージャー機能より、管種データの登録が可能です。ダクタイル鋳鉄管・塩ビ管・ポリエチレン管・強化プラスチック複合管・鋼管は予め登録されております。
- 動水節点は動水位(m)・動水頭(m)・動水圧(kPa)からの入力が可能です。また、複数の動水節点の設定が可能です。
- 流量節点は、l/s・m3/s・m3/min・m3/hr・m3/日の単位での入力が可能で、流出量の検討ケースは最大5ケースまで一括計算が可能です。流出量データーはExcel(CSV形式)にてデータ作成も可能です。
- 有効水頭・静水頭の算出タイプ(計画高さ)の出力は、地盤高・管底高・管心高・管頂高の選択が可能です。
- 節点の高さ出力は、管心深さ・管底高・管頂高・管心高の選択が可能です。流量桁数は3桁~5桁までの指定が可能です。
- 任意の2点間距離又は管路延長の入力より全体のスケールを自動認識します。管路の折れ点機能より背景図の現況に合わせた際の管路延長を自動計測し、管路リストに管種管径毎に自動集計されます。
- 増減圧ポンプによる増圧並びに減圧弁による減圧が可能です。管路の折れ点による損失係数の考慮も可能です。
- 管路ごとに仕切弁を設置した管網計算(close up)も可能です。
- 判定条件として、有効水頭と流速による判定が可能です。有効水頭は必要水頭と限界水頭の判定設定と流速は必要流速と限界流速からの判定が可能です。
- 管路比較機能より、適性の管径の選択が可能です。判定がOUTの際も管路比較機能より適性管径の再設定が容易に可能です。
- 方眼(斜方眼)表示より立体的管網図の作成が可能です。
- 管網図の流量節点に消化栓(放水マーク)の表示や流下方向の矢印表示、節点文字サイズの変更等が可能です。
- 管網図の全体移動並びに回転が可能です。背景図の修正変更による再読の際にこの機能により微調整が可能となります。
- 平面図(各ケース別)と縦断図(選択管路線毎)の出力が可能です。
- Excel形式での保存が可能です。
オプション
- DXFコンバーター 価格100,000円(税抜)
- DXFファイルを背景図として読込が可能となるシステムです。管路図と縦断図のDXF出力も可能です。
- 上水道給水量計算システム 価格50,000円(税抜)
- 宅地戸数又は宅地面積より最大給水量の算出を行います。
- かんがい用水量集計システム 価格100,000円(税抜)
- 灌漑区域(水田)における必要最大用水量の計算を行います。
動作環境
- OS
- Windows 10 / 11
- ライセンス方式
- スタンドアローン方式
ネットワークライセンス方式 - プロテクトキー
- USBHASP
ダウンロード
カタログ | 管網計算システムMulti-WSN Ver3.4 |
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出力例 | 管網計算書 平面図 縦断図 |